セロニアスモンク
admin≫
2009/09/04 15:48:13
2009/09/04 15:48:13
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このひとのピアノはいいねぇ、ほんとイイ。
なんといいますか、ブルージーで優しい、そして抜群のタイム感。
聴いてて、温かく優しい気持ちになります。
んで、ライナーノーツのうけうりなんだけど、このアルバムが録音された当時、モンク氏は相当貧しかったらしい。
なんでも、濡れ衣で、当時ニューヨークで演奏するのに必要なライセンスを剥奪され、彼はライブの収入を失うわけだが、そんななかでも、武士は食わねど高楊枝よろしく、他のバイトはしなかったそうな。
その低迷期に録音されたのがこのアルバムらしいのだが、
何て言うか、そんな中でも個性的な演奏で、かつ、多くのヒトの心を打つレコードを残しているというタフさ、精神の高さに、またヤラれてしまうわけです。
むしろこの優しい音はそういう逆境の裏返しなのかともおもえてしまいます。
素晴らしいアルバムです。
そして、酔ってますね、ワタクシ。
というのも、急に涼しくなって、ビールはちょっと。焼酎は飽きた。みたいな感じで、ワインを買ってみたのだす。
飲みつけない酒で、ただいま3割増しくらいで酔っております。
そんなチンケな酔いにもモンクは優しいですよ。
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